新世界セッション

日記とか、色々。

孵る

 

 

今日の朝食は卵かけご飯とお味噌汁にした。

手抜きでしかないが、私にしては上出来。卵かけご飯には何をかけるタイプかと聞かれたら、まずは醤油。それからブラックペッパー。あ、今日ブラックペッパーかけるの忘れてた。

 

基本的には惣菜パンや飲むタイプのゼリーで済ませているのだが、こういうふうに朝食を用意している間はいつも「僕だけがいない街」という作品に登場する雛月のことを考えてしまう(原作は漫画だが、私はアニメや映画の方を何度か観ている)。

 

この世界には「雛月」がたくさん居るのに、手作りのあたたかい朝食を目にして涙を流すことのできた「雛月」は果たしてどのくらい存在するのだろう?

少なくとも私は後者の「雛月」にはなれなかったので、雛月を思いながらよかったねと思ったり、救われない気持ちになったりするのだ。

 

うん、やっぱり食事を用意するって苦手だ。娯楽として時々というのが、丁度いい。