. 「同じくらいの工程の数だったと思う。ダンボールを開けて、買った七輪を並べて、練炭に火をつけて……ってすることと、携帯を手に取って、連絡帳を開いて、信頼できるひとに助けてって言うこと。どちらがその時の自分にとって楽だったかは明確なのに、あな…
. ひとりでいきていく、そう決めたのはいつだったか。 夜、食器を洗いながらぼんやりと考えてみた。いつだったのかは思い出せない。 私は食器をいつも2つずつ購入する。それは10代の時からの癖みたいなもので、いつか誰かと使う日が来るかもしれないと思い…
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