居場所について
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いつも身を置く場所、素直になれる場所、癒される場所、楽しくなれる場所、頑張れる場所、バカをやって大笑いする場所、考える場所、思い切り泣ける場所。
どの場所も大事で、〝どの場所にいてもジブンはジブンだ〟と思う。
そしてジブンで居させてくれる場所(それは物理的な場所であったり趣味であったり人であったりする)が、ジブンの周りに沢山あることは本当に有難いのだなと痛感している。
孤独なんて、痛みだけでじゅうぶんだ。
痛みだけは本当に孤独だと、ある文章を読んで再認識した。
どうやっても、痛みだけは孤独だ。
そしてそれを抱いていてもなお歩いていけるのは、やはり沢山の居場所のおかげだと思う。
四六時中希望を見つめ続けると疲れてしまうけれど、走り続けるのも疲れてしまうけれど、仮にそうなっても、ジブンのあらゆる側面を教えてくれる場所がある。
だから今日もきっと生存していける。
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ある意味では、どこにも戻れないようにも感じる。
常に斜に構えて全てを否定的かつ悲観的に見ていた自分にも、死だけを見据えていた自分にも、何かを完全に悪とみなして憎んでいた自分にも。
それでも、進むしかないのなら、進むしかないよなと。
空を見上げてしまえば、それは高く広く、風は木々を揺らしているから。
きっと生存していける、と、微笑むことしか出来ないのだ。
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