新世界セッション

日記とか、色々。

しみじみ教 day1



煙草がやけに染みる。ミルクティーを切らしてしまったことをだいぶ悔やみながら、Aimerの楽曲に耳を傾けつつ、感じ取れるすべてのものにしみじみしたり、考えたりしている。



恋と愛は違ったのか。
20年以上生きて、そんなことを最近実感として知った。
念の為補足しておくが、お付き合いをしている人は居ない。しかし大事なのは形式ではなく繋がりだ。

素直、切実、誠実、罪悪感、義務感、逃避、約束、向き合うこと。決断は状況的に今下すべきではない。


頭の片隅に漂っているものを知っていながら、自分の中の見たくないものを見なかった。
全て、そういう生き方をしてきた結果だ。

見てしまったら、それを抱き締める他に選択肢がない。変わるしか、ない。というよりもう見てしまったのだから、つまりは、そういうことだ。



筋、筋って、なんだ。
何が必要なんだ。
僕は今、また全力で自己保身をしている。

そういうところだよ。


煙草の煙が染みるね。



「良い夢を」という、ゆっくり眠ってねという意のことばが、実は苦手だ。

理由は単純明快、僕は翌朝起きると夜に見た夢の内容を全て覚えているからだ。悪夢でも。
最近は夢の続きを見ることも、夢の内容を覚えていることも、夢を見ること自体もなくなっていた。さっき気づいたのだけれど。
まあそんなわけで、ひとには「良い夢を」とは言えないので、穏やかな夜を、と言うようにしている。


僕はそういう言い方しか出来ないのだけど、なんとなく。

なんとなく。


今日くらいは、せめて。
十字架のない、素直で、無邪気で、切実な……。
そんな、幸福な夢を、見てみたい。
ほんとうに、そう思った。
しみじみと、ほんとうに。